会社概要
会社名 | オリンパスイメージング株式会社 |
所在地 | 〒163-0914 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
連絡先 | ■製品への問い合わせ 0120-084215 (オリンパスカスタマーサポート センター) |
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1970年代。
一眼レフカメラといえば、プロのカメラマンか、一部のマニアだけが手にできるもの。
そして、「大きい」「重い」は当たり前のことであった。
そんななか、「小さくすることは価値だ」
と全く新しいカメラを創造したひとりの開発者がいた。
それは、故米谷美久氏。
氏は、「大きい」「重い」に加えて、「シャッターの作動音、ショックが大きい」 という一眼レフの3悪といわれていた欠点を克服。
そして、「宇宙からバクテリアまで撮影する」という壮大なコンセプトのもとに完成したのが、世界最小最軽量35mm一眼レフ「OM-1」。
この画期的な1台は、多くのカメラファンの心を捉え、世界中の注目を集めることとなった。
ちなみにこの「OM」という名称は、オリンパスのOと開発者の故米谷美久氏の Mを取って名付けられたという話が伝わっているそうだ。
それから40年を経た今、人々を取り巻く写真環境はガラリと変わった。
デジカメが登場し、ケータイ電話にはカメラが搭載されるようになり、カメラは圧倒的に小型軽量化された。
子どもからお年寄りまで、誰もが気軽に写真を撮影し、SNSなどですぐに共有できる時代になったのである。
ここ数年は、一眼レフカメラを肩から下げたオシャレな「カメラ女子」も話題に。
特に、2009年に発売された新世代マイクロ一眼「OLYMPUS PEN」は、コンパクトでスタイリッシュ、
簡単操作で高画質の写真を撮れるという点で女性たちの心を魅了し、瞬く間にベストセラーとなった。
「しかし一方で、PENでは満足しない、クリエイティブな本格カメラマン層がいることも分かっていました」 と語るのは、オリンパスイメージング株式会社 戦略統括本部の赤松さん。
「そのようなユーザー層に納得していただけるカメラを検討していくなかで、 自然とOMの思想に行き着き、OMの思想を受け継ぎながら現代の技術を盛り込んだOM-Dを開発することになりました」
とはいえ、「OMとはかくあるべき」という熱狂的なファンを裏切ってはならないというプレッシャーは相当なものであったとか。
「高画質は当然。機能を盛り込み本体が大きくなってもNO、小型化により操作性が悪くなるのもNO、 機能を追加することで、デザインが損なわれるもNOですから」
「例えばファインダーを覗いて構えた状態で、撮影に没頭でき、しっかりと作品を作り上げられるように2つのダイアルの配置を考えています。 また、ダイアル自体も触感を損なわないよう金属性です。 また本体には堅牢性に優れたマグネシウム合金を使用していますが、実はエッジを立たせるような加工がしにくい材質。 しかしOM-Dのシャープな外観を実現するために妥協はできませんでした」
そうして完成の日を迎えた、「OM-D」は、画質はオリンパス史上最高。
凝縮感ある小型ボディには最新の機能を搭載している。
●EVF(電子式ファインダー)を内臓自分の世界に浸り、作品作りに没頭できる
ファインダーをのぞきながら、光と影や、ホワイトバランスなどを自在にコントロール。
今まさに切り取ろうとしているイメージ通りの写真を撮影できる。
●防塵・防滴で気候や場所を選ばない撮影が可能
ボディ各所にリング状のシーリングを幾重にも装備し、水や塵の侵入を防ぐ。
アクティブなアウトドア派も安心。
「また、写真をBluetoothなどでスマートフォンなどに転送し、撮ったその場で簡単にシェアできる 『コミュニケーションユニット』(別売)があれば、自分の作品を撮ってすぐにSNSに転送することが可能です」
まさに、40年前の「OM-1」がそうであったように、従来の一眼と一線を画す、機能、操作性を備えた「OM-D」。
プロも一眼ビギナーも環境を選ばず、手にした瞬間から、あなたの表現したい世界観を自由自在に写し出すことができるのだ。
※OM-1は当初、M-1という名称で1972年に発売されましたが、73年にOM-1に改名されています。 当原稿では掲載媒体の性格を考慮して一括してM-1の時代も含め、OM-1と表記しております。
会社名 | オリンパスイメージング株式会社 |
所在地 | 〒163-0914 東京都新宿区西新宿2-3-1 |
連絡先 | ■製品への問い合わせ 0120-084215 (オリンパスカスタマーサポート センター) |