会社概要
会社名 | エンザイム株式会社 |
URL | http://www.enzyme.co.jp/ |
所在地 | 〒140-0013 東京都品川区南大井6-5-13 |
連絡先 | TEL:03-5493-2771 FAX:03-5493-2776 |
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売り上げだけでなく、環境問題への取り組みなども社会がその企業を評価する大きな目安になっている。
しかし環境への配慮からコスト面で逼迫してしまい会社運営が苦しくなるようでは本末転倒。
しかしエンザイム株式会社の「エンザイム汚泥削減システム」 は、そのどちらも解決できる驚きの効果を上げている。
汚泥は、国内の産業廃棄物のうち最も多く44.3%を占めその対策に苦慮している企業も多い。
これまでの汚泥削減システムは大型の設備を導入しなければならない為、コストはかさむばかり。 加えて、環境を守るための設備や処理のはずが、設備を運転するために大量の電力を使用したり、 焼却処理のため大量のCO2を排出するなど、環境保護からは程遠い結果になってしまうなど企業はジレンマを抱え込むことになっている。
エンザイム株式会社が独自の汚泥削減システムに使用するのは、腐植土と呼ばれる土。
この土に含まれるフルボ酸や健康な微生物が、有機系の汚泥を減らすのに抜群の働きをする。
天然素材から生成されたものなのでもちろん環境に対する悪影響はまったく無い。
正確には「腐植活性汚泥法」といい、一般的な通常の活性汚泥法に比べ汚泥を60%以上削減できる。
処理後の汚泥は良好な肥料と同じ発酵・熟成がなされたものになり、そのまま畑にまくことが出来るようになる。
腐植活性汚泥法の特徴として、腐植土の除菌作用も特筆すべき点だ。
腐植の働きで大腸菌や黄色ブドウ球菌・緑膿菌・サルモネラ菌・インフルエンザウィルスなど病原菌に対する抑制作用が働き、 処理水の中にそれら有害な菌がいなくなる。
それだけではなく、処理水自体が腐植の効果で消臭効果を得ることにより消臭能力付き洗浄水として生まれ変わる。
無駄が無いどころか、数々の利点・相乗効果が得られるのがエンザイムの腐植活性汚泥法が優れている理由だ。
関東のとある食肉加工排水処理場は食肉加工の際に出る、高濃度排水の処理に苦慮していた。
従来の汚泥活性法で処理をしていたこの工場は、汚泥排出量が多く、その対策コストはかさむばかりだった。
また周囲には市民病院などがあり、近隣からのにおいに対する苦情が後を絶たなかった。 この食肉工場の要望は汚泥削減と臭気の対策、 どちらも解決できる「エンザイム汚泥処理システム」に白羽の矢が立った。
エンザイムの汚泥処理システムの導入をした後、なんとこの工場では汚泥を100%削減させることが出来た。
これにより脱水処理が不要になり年間1,000万円のコスト削減にも繋がった。
また、においに対する周囲からの苦情も無くなった。
エンザイム株式会社の「エンザイム汚泥削減システム」は、導入時のコストがかからないよう 既存の施設を利用してシステム導入が容易に進めることが出来る。
また、システム導入の際に設定した以上の効果が上がらなかった場合、
料金は一切発生しないという設定からも同社の汚泥削減システムに対する自信が伺える。
導入を容易にし、効果の保障も行うことで導入する企業のリスクを最小限に抑えている。
「お客様の利益になることをして、その利益の中から対価を頂ければお互いの利益が増えますよね。」と鈴木氏は語る。
エンザイム汚泥削減システムは、エンザイム株式会社のサービスの一面に過ぎない。 同社は、腐植土の持つ力に着目し創業した昭和58年からおよそ30年間にわたって腐植技術を積み上げてきた。 その技術力で製品を多数開発してきた。
その製品は腐植活性汚泥法から化粧品まで多岐にわたり、まだまだ可能性は広がっていく。
同社の腐植技術は、非常時にも活躍する。
東日本大震災で大きな被害が出た岩手県の陸前高田市。 被災した方たち用の仮設住宅の仮設トイレ。このトイレの消臭・抗菌対策にもエンザイムの腐植技術が使用され、 ノロウィルス等の衛生対策の一助ともなった。
2011年10月現在、エンザイム株式会社は腐植利用技術で20以上のパテントを所持している。
同社の取締役で営業本部長でもある鈴木氏は今後、腐植を通じた汚泥の有効活用を進めたいと語る。
「汚泥を処理後に農地へ還元するような、いわゆるかつての農村であったようなサイクル。
人間が営みの中で出した有機廃棄物を自然へ帰す、もともとあるべき自然な流れに戻すようなことが出来たら。」
エンザイムと腐植土の力をもってすれば、こんな話も決して夢物語では終わらない。
会社名 | エンザイム株式会社 |
URL | http://www.enzyme.co.jp/ |
所在地 | 〒140-0013 東京都品川区南大井6-5-13 |
連絡先 | TEL:03-5493-2771 FAX:03-5493-2776 |